郵政省・郵便切手普及係(1)

昭和24年6月1日、逓信省は郵政省と電気通信省に分離され、それに伴い郵便切手普及部も、郵便切手普及係と改名しましたが、顧客に対するサービスは逓信省時代と変わらぬものでした。
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・郵便切手類在庫表
これは昭和24年8月頃、郵政省郵便切手普及係が発行したもの。随分前から手元にあり、切手収集する際にも参考にしました。
その参考にした理由:
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この当時の売れ行き具合が分かるからです。切手趣味週間記念(見返り美人)に、△マークがついています。この△マークは、在庫数が少なく、売り捌き時に数量限定していたことの意味です。ですのでどの切手に人気があったのかが、良く分かるンです。
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シートの大きさやグラム数が書いてあります。これは送品時の重量に関わることで、予め購入者に対して重量目安を見積もらせることが目的だったと捉えれますね。長崎国際文化都市の発行(昭和24年8月9日)が、一番新しいことに気づきます。この在庫表内で、私が特に注目した頁はコレ。↓
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・組合せ及び小型シート
△マークが多いことに気づきます。それでも憲法S/Sは売れ残っていて、郵便創始75周年S/Sや東京切手展(うなぎ)S/Sは既に在庫切れだった様です。それでも全体的に在庫量が少なかったことが、うかがえます。国立公園切手も売り捌いており、「富士箱根国立公園の組合せ切手(小型シート)は9月中旬発行の策定」と記されてます。↓
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この一文から、この在庫表は昭和24年8月時点に作成されたことが分かります。
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基本的に、普及係への送金は郵便為替で、また切手送品時の封筒と切手は、顧客が用意する故が書かれております。しかし、購入時における代金額が六百円未満は書留。六百円以上~五万円以下は保険扱いでの送付というルールだったことが分かります。ということは、この封筒は
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・月に雁8円×2枚、4国全種貼り第一種物品保険扱2倍重量便
4国全種(2ペア×2)を添付した、物品保険扱料金(1000円以下)だった訳です。4国全種(8円×4)を貼った、物品保険扱における適正使用例。内容的に鑑みても、月雁・4国の秀逸な使用例ですね。ちなみに物品保険扱料金(1000円以下)32円は、昭和24円5月1日~昭和26年5月31日迄です。
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・郵政省郵務局 郵便切手普及係 差出
当時の熱心な郵趣家が居てくれたおかげで、(郵便切手普及係の)存在の証がある。その証が、この様なカバーだという事に、感慨深さを覚えます。
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