長野平和博16円貼り第一種書状2倍重量便

長野平和博16円貼りオンカバー、適正使用は外信基本料金16円が該当しますが、僅か2ヶ月間しか使用できませんでした。船便であれ、航空便であれ、これが貼られた外信適正使用例は難関です。
しかしこの切手には、それ以上に難儀する使用例があります。
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・長野平和博16円貼り第一種書状2倍重量便
国内第一種書状8円時期は、昭和24年5月1日~昭和26年10月31日迄。この使用例は、その間に使用された第一種2倍重量便。個人的にもこれが初見で、おそらくこの使用例のみの現存だと思われます。秀逸な一品です。

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和櫛『諏訪 24.6.21 長野縣
長野平和博は昭和24年4月1日発行、発売当初は長野局、麻布局の2箇所でしか販売されませんでした。コレは長野県内の地域内使用例、諏訪局押印。またこの切手の、全国販売前使用例(~昭和25年9月3日以前)でもあります。

今回のコレが、長野博であることの検証を行う為、他の使用例も用いて徹底的に示します。
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左はオンカバー『諏訪』、右はオフカバー『麻布』。この『麻布』消しは、この筋(戦後記念切手という意味)では知られた長野博単片CXL。
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両者を重ねてみて、分かる事は同一色調であること。

次に先般示した銘版付とのside_by_side。長野博シート下余白部分は、目打が下まで抜けているのが特徴です。ちなみに産業穂高は、この目打が下まで抜けていないのが特徴です。
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左はオンカバー『諏訪』、右はオフカバー銘版付『大阪中央』。
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両者を重ねてみて、分かる事は同一色調であること。ここでは切手どうし重ねて、↓
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カメラフラッシュも焚いて撮影。分かる事は、それでも同一色調であること。

また更に、オンカバーどうしのside_by_side。
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左は下余白付『TOKYO』、右は『諏訪』。左カバーは下余白目打抜けなので、勿論長野博。
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両者を重ねてみて、分かる事は同一色調であること。

今度は、長野博_vs_産業。
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左が長野博『諏訪』、右が産業『西條』。色調比較すると、
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左の長野博が"薄暗い水色"に対して、右の産業は"群青"であることが分かります。更に↓
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カメラフラッシュも焚いて撮影。その結果、色調違いがハッキリ分かることと思います。

最後にオンカバーどうしのside_by_side。
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左が産業『TOKYO』、右は長野博『諏訪』。フラッシュを焚いて撮影。↓
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左の産業は"群青"に対して、右の長野博が"薄暗い水色"であることが分かります。

ところでこのカバー、ヤフオクで競に競って落としたワケですが、産業穂高として競に掛けられてました。でも出品中の写真見てすぐに気付いたコト、「・・・記念の方だよナ」でした。色調が、どう見ても群青ではない...イコール長野博。よって「是が非でも落とす」の一言で、コレ(←クリックしてね)を辛くも競り勝った後でしたが、続け様でこの競に臨みました。
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絶対に負けるワケにはイカなかった、日専"u"評価(存在が確認されていないもの)と記された使用例。長野博も産業も差別無く入手している手前、今度は産業穂高でも同様使用例を入手したいですね...ちなみに産業穂高でも、同様使用例は数少ないです。
第一種2倍重量便で、これが長野博1枚貼り使用例だったら・・・
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それを具現化した姿が、コレ。地域限定販売(全国販売前)時期の、長野博1枚貼り第一種書状2倍重量便、且つ地域内使用例という、玄人好みしそうな一品。

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しかも非郵趣家(一般便)使用+中身入り。その中身も手紙が6枚、8円で20g迄だから16円で21~40g迄の重量だったんですね。なにもかもが揃った大物エンタイア。
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