富士24円、穂高16円貼第1地帯沖縄宛航空2倍重量書状

このカバーについて、見たことのある方は、きっとピンとくる筈です。言わずと知れた『日本切手名鑑』掲載品。
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ちなみに、日本切手名鑑記載の郵便料24円(航空基本料金)、航空料16円(第1航空地帯宛仕向地料金)と書かれてます。要するに第1航空地帯宛書状(中国、香港、台湾等)と同じ扱いで述べられてる様ですが、この場を以ってハッキリ言わせてもらいます。
間違いです・・・Σ( ̄△ ̄
んじゃあ、こたえは???
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・富士箱根24円、産業穂高16円貼第1地帯沖縄宛航空2倍重量書状
第1航空地帯琉球宛は当時、1949年8月20日~1951年10月31日迄は琉球宛航空基本料金8円(国内第一種同様20g迄)、1949年6月1日~1951年11月30日迄は第1航空地帯仕向地宛料金16円(10g毎に)でした。富士箱根24円の1枚で、航空基本料金8円+仕向地宛料金16円を満足した使用例。この様な琉球宛24円料金ですが、1949年8月20日~1951年10月31日の間に用いられました。また産業穂高16円も、第1航空地帯仕向地重量加算分16円として貼り合わされています。
よって書状11~20g迄の2倍重量便となりますので、琉球宛航空基本料金8円(20g迄)+第1航空地帯宛仕向地32円(2倍重量)=40円となり、適正料金となります。
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欧櫛『TOKYO 17.7.51 JAPAN』
秀逸の一言です。琉球沖縄宛カバーに欧櫛印、いくら米国占領統治下(外信)時代であれ、この消印はそう滅多に見られないモノです。産業穂高16円使用例として目が向きそうですが、実際は富士箱根24円1枚で琉球宛航空基本料金8円と、第1航空地帯宛仕向地料金16円をちゃんとカバーしているコトが重要と思います。勿論、産業穂高も第1航空地帯宛仕向地重量加算として16円分の働きをしてますので、存在感としては抜群です。

昭和24年8月20日、外国郵便料金規則の一部改定(郵国第217号)「本邦と琉球諸島との料金が内国郵便料金と同額になる(郵政公報第53号/昭和24年8月17日)」によると、本邦と琉球諸島(口之島含む北緯30°以南の南西諸島)との間に発着する通常郵便物料金は、郵便物差出国にて定める内国郵便料金が適用されることとなり、昭和24年8月20日から実施する運びとなったそうです。よってこの琉球宛書状における外信基本料金は、使用当時の国内第一種料金(8円)が適用され、航空(又は船便)基本料金は8円となった訳です。
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